２１０億稼いだCISさんの本を読みました。

自伝みたいな内容だったけど、ちょいちょいいい手法を教えてくれたりする部分もあって参考になった。簡単な文章で、書いてあることもシンプルだけど奥深い感じでサクサク読めました。自分が面白いことには努力できるわけで、そうすると他人よりうまくなれるからさらに勝てるという正のスパイラルがあるらしくて早くそうなりたい。

この人はもともと、ゲーム攻略が得意らしく、するゲームすべて100分の1以上の位置にいて、大学のときにはパチンコの打ち子の元締めで2000万稼いだらしい。頭が違う感じがした。

 

まとめ

現実のランダムは残酷なもの。
ここまで下がったからそろそろ上がるだろうは通用しない。
運や流れという発想はロジックを優先する思考の妨げになる。
しかし、多くの人が確立やバランスを意識してしまう。
だから上がり続ける株は上がり、下がり続ける株は下がる。

押し目買いは避ける。
遅すぎたかもとかは思わずまだ上がってるならこれからも上がると考えて買う。
重要なのは勝率ではなく、損益。
僕の場合は、銘柄それぞれの勝率は3割程度で、残りのほとんどが
トントンかチョイ負け。しかし、負け額に対して10倍くらいの金額を勝つからトータルでプラスになる。
ナンピンは最悪の手法で、迅速な損切りが大事。
損切りのラインに関して数値的な基準はない。1時間後には今より下がってるんじゃないかと思った瞬間に売る。
損切りしたあとにその株が上がってもまだ買うことができるかが重要。2重に間違いを認めてしまうことになるが、
僕はそれを気にせず、買う。
僕は二度目の押し目で決済することは多い。

相場は基本的にすべてのプレイヤーが手数料と税金により負けるが、特に負けるのは自己能力と自己認識が
乖離している人。
損するのが怖いという心理を制御しないと相場で勝つのは不可能。
ある株が上がるか下がるかなんてわからない。絶対に上がると思うなら裏にあるリスクが見えていないだけ。
年に３％以上の利回りを保証するものは、リスクが見えにくいスキームか詐欺かどちらか。
勝ち負けは気にせず、有利な勝負をさせてくれてありがとうと思う。結果よりプロセスとして適切な勝負ができているか。

50万の予算で相場を始めるならIPOのデイトレ。
ボラリティが高いやつを買って、だめなら損切り、上がっている最中はもっておく。
赤字に転落しているが潰れない会社を買う。黒字化すると会社の株は上がりやすい。
紙切れになるリスクを背負って転落会社を買うのは夢がある。