田端さんの「ブランド人になれ」はわくわくできる本だった。
これは面白かったです。
私は田端さんを初めて知ったのはツイッターでタクシー運転手の悪口を言ってたときなんですよね。その時は、なんだこの痛いやつは、金持ちになってもこうはなりたくねえと思ってたんですが、この本読んで印象変わりました。
キンドルで無料で読めるので、ぜひ。
なんていうか漫画の主人公みたいな生き方なんですよね。あえて沈没するような会社にいって、そこから巻き返せば自分が役員になれるという逆張りみたいな発想している人です。
私も好きな漫画で蒼天航路という漫画があるんですが、その主人公の曹操みたいな人という印象を受けました。漫画の主人公みたいな人なんですよね。
この本では実力なくてもSNS上で影響力さえあればいいということも書かれていました。それこそが実力なんだと。
まとめ
奴隷の幸福という言葉があるように、自分の頭で何かをすべきか考える必要がないのは幸せなこと。
会社の名前ではなく自分の名前で仕事する時代になっている。
わずかな我慢料をもらうドMな労働者生活はもうやめろ。
金の話にこだわらずに転職するということは自分という商品を売ることを放棄している。
他人が喜んで銭を払うレベルまで仕事の本質を高めるには量をする必要が絶対にある。
限界を超える仕事をすれば振り返った時に必ず自分のキャパは上がっている。これくらいならできそうだ。というレベルではだめ。
追い込まれたときに人は火事場のくそ力を発揮して進化する。
サラリーマンこそギャンブルし放題で、失敗しても自分のお金が減るわけではないし、会社の資産を利用しながらギャンブルできるという特権をもつ。
マーケティングの世界では認識こそすべてで、虚と実はお互いに表裏一体。
ツイッターのフォロワーを増やしたいなら影響力のあるインフルエンサーにリツイートしてもらい、ほめてもらうのが一番。無名の人でもたちまち有名になれる。
あいつは勝ち馬という評判があがれば勝ち。
倒産しそうな会社に移籍して、立ち直しすれば一気にその船の舵どりになれる。
ハイリスク・ハイリターンな沈没船の船長は、実はリスクなどないのだ。払うコストは勇気と時間だけ。
今所属している会社の名前や学歴など、SNSのプレゼンスに比べればへでもない。
名刺交換して自己紹介しないといけない時点で、2流。名刺がいらないブランド人になろう。
並、一流、超一流の差は実は数字上では紙一重でしかない。しかし、収入の差は何百倍にもなる。
金は追えば追うほど逃げる。拝金主義者は金に踊らされて人生を終える。